赤道直下の奮闘記 ~エクアドル・オタバロでがんバロ~

見たもの感じたことをありのままに綴ります

国にリスペクトする日

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1860年9月26日にエクアドルの旗が誕生したそうです。

 

だから毎年の9月26日は、高校生たちが国にリスペクトを表す式典みたいなのが行われます。これはエクアドル中全てだそうです。

 

          『juramento bandera nacional』

             直訳すると『国の旗に誓う』

 

授業を潰して行うくらいなのでとても大切なイベントです。

(いくら何でも潰しすぎだろ、ていう学校もあった。その間本来授業があったクラスは放置だったし笑)

 

ということで今日は学校が休みだったので、一番尊敬できた先生の学校に式典を見学。

 


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こっちはこういう時、座って話を聞く文化がないので、生徒は2時間近く立って式をしていましたが、よく頑張ってるなという印象。

 

そして一人一人、

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『si furo(誓います)』と言って、旗にキスをします。日本じゃ考えられない!?笑

全員ではないですが、本当に大きな声で言うんです。堂々と。

 

かっこよかったなー!!

 

必ずどの学校でも聞かれた。

『日本は何やるの?』と。

 

答えれなかった。だって国の事を思って行う行事はないから。

 

これが愛国心の違いかと、痛感しました。

日本だときっと、こういうことをやると偏見をもつ人もたくさんいます。

 

正直、僕もその一人でした。でも、ここに来て、国を大切にするという気持ちは、すごく大切な事なんだと気づかされます。

 

そしてもっと日本を知らなければいけない。話せるようにならないといけないなと。

 

いい大人になってとても恥ずかしい。笑

 

今なら、嘘偽りなく道徳で愛国心ができます。笑

 

昔は、少し敬遠してた自分がいたのは確か。笑

そんなんじゃ生徒には響かんな。笑

 

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他の学校でも、一人一人が旗を作ったり、国の事を代表生徒が紹介したり。みんなで旗振ったり。

 

よく子供に聞かれるんです。

『日本の大統領は誰?日本の人口は?日本のいい所教えて』って。笑

おそらく日本の子供は聞かないだろうなー。笑

 

何が正しいかなんて事は分からないけど、少なくとも、自分の生まれ育った国が自慢できる、話すことのできる人間になりたいなて思いました。

 

今日の式典で一番良かったこと。

体育の先生がずーっと生徒の周りを巡視してたこと!!

 

 

この学校が一番いいて思った自分の目に狂いはなかったな!笑笑